本日の最初の作業は「研磨」です。昨日の機械での研磨と違って、ペーパーを使って、手で丁寧に磨きます。
驚くほどツルツルになるこの研磨技法は、つくえづくりのベテラン、つづみん先生の考案です。名前にちなんで「つづみんマジック」と命名しました。
続いて、スチール部分の加工です。組み立てた際にスタイリッシュになるデザインのスチール素材ですが、木との相性を良くするために工夫された構造を、うまく組み立てられるでしょうか。
引き出し部分のスライドレール組立作業は、定規を使いながら細かい作業の連続です。
作業の合間にはジュースやお菓子コーナーでちょっと一服♪
お菓子をいただきに来た、ふくろう博士が人気モノに♪
親子で息の合った組み立て作業が必要です。色々と会話をしながら、日頃なかなか時間がとれないコミュニケーションが取れているかな。
動き回りたい盛りの男の子も、長い時間集中してお父さんお母さんと一緒に組み立てを頑張りました。
できあがっていくにつれ、自分のつくえに愛着もでてきて、うれしそうな表情が見えてきました。
きょうだい仲良くネジ穴の確認をしています。
みなさん真剣に作業に取り組んでいます!
無事にメッセージ入りの引き出し前板も取り付けられました!
集中して仕事をするとお腹がすきます。あっという間のお昼ご飯。今日は水の妖精ピチョン君の映像を見ながらのいただきます。
体にやさしい五穀米と色とりどりな自然派おかずのお弁当です。
みんなでの食事も楽しく、次はどんな工程をするのか想像しながらお腹も夢も膨らみます。
ん?このイモムシのような物体は?
会場にあったハンモックはお子さまたちの憩いの場となっておりました♪
さあ、いよいよ大詰め!午後の作業のはじまりです。本体に脚を取り付けていきます。
子どもたちもすっかり打ちとけて、協力して部品を選んでいます。
「スパナ」で「ハンガーボルト」をねじ込むと言う、なかなか経験できない作業などが続きます。
脚先のスチール部分をくるくると取り付けます。
アジャスターも取り付けて脚は完成!
もうすぐ完成のつくえにどきどきわくわくです。
続いて、本体の裏に焼印を押します。きれいに印がつくように、緊張がはしります。
きれいに仕上がりました!
最後の最後まで親子の協力なしではできない工程が続きます。
そんな中、手つきも目つきも真剣で、さながら職人のような手さばきでスピードをもって組みあげていきます。
昨日選んだ取っ手をつけて、とってもうれしそう♪
「できたー!僕のつくえー。」
家族で力を合わせて作ったつくえの完成です!
愛情こめてつくったつくえ。もうしっかり家族の一員です。
3日間のツアーで世界に一つだけのつくえができました。子ども達や家族に寄り添い、長く成長を見守っていってね。
完成後にみんなで記念撮影。
今回は取っ手もそれぞれ選べるオプションにしたので、それぞれの個性が生きて、他にはない自分だけのつくえが出来上がりました。
つくえはこれで完成しましたが、「キミのつくえ」の物語はこれからです。
つくえとともに素敵な思い出をつくってくださいね。